「矯正治療中の歯磨き方法を知りたい」
「矯正中は昼の歯磨きは必要?」
上記のようにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
矯正治療中は装置が付いているため、歯磨きが難しくなりがちです。しかし、そのまま歯磨きをおろそかにすると、むし歯や歯周病などのトラブルが起こりやすくなるため、しっかりケアすることが大切です。
この記事では、矯正治療中の正しい歯磨き方法を紹介します。歯磨きのコツや外出先での歯磨き問題についてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

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矯正中の歯磨きをサボるとどうなる?
矯正治療中に歯磨きをサボると、以下のようなリスクが生じます。
- むし歯や歯周病になりやすい
- 矯正治療の遅れや中断が発生することがある
- 口臭や口内炎の原因になる可能性がある
歯磨きを怠ると、むし歯や歯周病の原因となる歯垢(プラーク)がたまりやすくなります。口腔トラブルがあると矯正の妨げになり、矯正完了まで時間がかかったり、病気の治療を優先して矯正を中断したりするケースがあるのです。
口腔内の衛生状態が悪化することで口臭や口内炎が発生する場合もあるため、矯正中の歯磨きは重要です。
とくにワイヤー矯正中は、ブラケット(歯に固定する装置)やワイヤーなどの矯正装置に食べ物が挟まりやすいため、普段より丁寧に歯磨きする必要があります。装置が邪魔で歯ブラシを動かしにくく磨き残しが出やすいため、注意が必要です。
口臭は歯磨きで治る?正しい歯磨き方法や歯磨きで解消できない口臭の対処法を解説
矯正中の歯磨きのタイミングと回数
矯正中の歯磨きのタイミングは毎食後に行い、回数は朝・昼・夜の1日3回が基本です。
矯正治療中は昼食後も含め、食後は必ず歯を磨きましょう。食事だけでなく、おやつを食べた後も磨くのが理想です。
そして3回の歯磨きのなかでも、とくに重要なのが就寝前の歯磨きです。唾液には口腔内をきれいに保つ働き(自浄作用)がありますが、睡眠中は分泌が減るため、細菌が増えやすい状態になります。
歯周病の原因菌の繁殖を防ぎ、口臭を予防するためにも、しっかり歯磨きしてから寝るのが大切です。
矯正中の歯磨きの仕方
矯正中の歯磨きの仕方を、以下の2点に着目して解説します。
- 基本の磨き方
- 装置部分の磨き方
基本的には、普通の歯ブラシと矯正用の歯ブラシの2本を使い分けると磨きやすくなります。磨き残しがあるとむし歯や口臭の原因になりかねないため、しっかり磨きましょう。
基本の磨き方
矯正装置以外の部分は、次のように磨きましょう。
- 通常のフラットな歯ブラシを使う
- 鉛筆握り(ペングリップ)で持つ
- ブラケットを避けて小刻みに歯ブラシを動かす
- 毛先を45度に傾けてブラケットの上下を磨く
- 歯と歯茎の境目を小刻みにブラッシングする
- 歯間ブラシで歯間を磨く
ペングリップで歯磨きすると余計な力が入りにくいため、歯茎を傷つけにくくなります。歯と歯茎の境目を磨くときには、45度程度に毛先を傾けて、左右に小刻みにブラッシングしましょう。
口腔内全体をまんべんなく磨くように、意識することが大切です。
装置部分の磨き方
矯正装置の部分は、次のように磨きましょう。
- ワイヤーの上から45度になるように歯ブラシを当てて磨いていく
- ブラケットの周りは角度を変えながら、歯との境目(歯頚部)を磨いていく
- その後ブラケットに対し直角に歯ブラシを当てて磨く
- 下側も同様に45度の角度で歯ブラシを当てて磨いていく
- 歯ブラシの先端の毛先をワイヤー下に通して磨く
矯正部分は、汚れが溜まりやすいワイヤーとブラケットの周辺を丁寧に磨くよう意識しましょう。
力を入れすぎると装置が外れる可能性があるので、軽く小刻みに動かして磨きます。磨きにくければ、矯正用の歯ブラシなどを活用する方法も有効です。
仕上げに除菌効果のあるマウスウォッシュを使えば、菌の繁殖を抑えられるため、むし歯や口臭の予防に役立ちます。
矯正中の歯磨きのコツ
矯正中の歯磨きのコツは以下の5つです。
- 鏡でチェックしながら歯を磨く
- 矯正装置まわり・歯間・歯と歯茎の間をしっかり磨く
- 歯ブラシを使い分ける
- 歯間ブラシ・マウスウォッシュなどを活用する
- 口腔洗浄器を使用する
具体的な内容は次のとおりです。
鏡でチェックしながら歯を磨く
矯正治療中は、鏡でチェックしながら歯を磨きましょう。
目で確認することで、ブラシの当たっている場所や食べ物が挟まっている部分を把握しやすく、歯垢や食べ残しを効率よく取り除けます。
ブラケットにも注目し、歯ブラシがきちんと当たっているかチェックしながら磨くのがポイントです。
矯正装置まわり・歯間・歯と歯茎の間をしっかり磨く
矯正装置まわりや、歯間、歯と歯茎の間をしっかり磨くよう意識しましょう。
装置や歯間、歯茎との境目は、矯正中に磨き残しが出やすい部分のため、入念に磨く必要があります。
また矯正中は装置が邪魔になることから、上下の前歯にも歯垢がたまりやすくなるというデータがあります。とくにブラケットやバンドの周囲に汚れがたまりやすいため、時間をかけて丁寧に磨くことが大切です。
歯ブラシを使い分ける
歯ブラシを使い分けることも、矯正治療中の歯磨きのコツです。
普通の歯ブラシだけでは、矯正装置まわりを磨きにくい傾向があります。以下のようにさまざまな形状の歯ブラシがあるので、部位や用途によって使い分けましょう。
| 歯ブラシの種類 | 磨きやすい部分・おすすめの用途 |
|---|---|
| 山形ブラシ | ブラケットやワイヤー周辺 |
| 谷型(U字型)ブラシ | 負荷を抑えつつ矯正装置を清掃 |
| 2列型ブラシ | 歯が重なり合った部分 普通の歯ブラシでは届きにくい矯正装置とその周辺 |
| ワンタフトブラシ | 治療途中のデコボコした歯 歯が重なり合った部分 矯正装置の隙間 ワイヤーの真下 歯と歯の間 |
どの歯ブラシを使えばよいか迷ったら、歯科医師に相談しましょう。
歯間ブラシ・マウスウォッシュなどを活用する
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやマウスウォッシュなどを活用するのも有効です。
歯間ブラシを使用すれば、歯ブラシだけでは届きにくい、歯と歯の隙間や細かな部分まできれいにしやすくなります。
歯垢染色剤(染め出し剤・赤染め液)で磨き残しをチェックしながら歯間ブラシを使えば、より隅々まできれいに清掃できます。
またマウスウォッシュを併用すれば、むし歯や歯周病の予防に役立ちます。とくにフッ素配合の製品は、むし歯予防に効果的です。
ただし、マウスウォッシュだけで歯垢は除去できません。歯ブラシで清掃した後の仕上げとして使うようにしましょう。
口腔洗浄器を使用する
矯正治療中は、口腔洗浄器の使用を検討するのも一つの方法です。
矯正中は器具が邪魔になり、歯ブラシでは磨きにくい部分が出てくることがあるものです。口腔洗浄器であれば、歯ブラシでは落としきれない歯垢などの細かな汚れを、水流できれいに落としやすいメリットがあります。汚れをしっかり落とすことで、口臭予防効果も期待できます。
口腔洗浄器は矯正中だけでなく、矯正完了後の口内環境を良好に保つことにも役立つため、上手く活用していきましょう。
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口臭の強さを約47%DOWN※2する効果があるため、矯正中の気になる口臭を抑えられるのも大きなメリットです。
※1 口腔洗浄器において、FBIA 認証を世界で初めて取得。TPCマーケティングリサーチ調べ。調査日:2025年5月26日時点。ウルトラファインバブル搭載製品対象。
※2 汚れ落ちによる効果。歯磨きを1分間実施した後の数値と、その後本製品を1分間HIGHモードで使用した場合を、それぞれニオイセンサーにて計測した数値の比較。N=4。使用環境や個人で効果は異なります。自社調べ。

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昼に歯磨きができない場合の対処法
学校や仕事、外出などの理由から昼食後の歯磨きができない場合は、以下の対処法を検討しましょう。
- コンパクトな歯磨きグッズを活用する
- 口をすすぐ
- 唾液の分泌をうながす
- 歯につきやすい食べ物は控える
外でも簡単にできる対処方法を詳しく解説していきます。
コンパクトな歯磨きグッズを活用する
本格的な歯ブラシセットを出先に持ち込むのが難しければ、歯間ブラシやなどのコンパクトな歯磨きグッズを活用してみましょう。
コンパクトなアイテムは目立ちにくく、持ち歩きもしやすい利点があります。なおかつ、細かな隙間に入り込んだ食べ残しや歯垢の除去効果が期待できるため、矯正中のむし歯や歯周病予防に役立つでしょう。
使用済みの歯間ブラシはゴミとして捨てやすい利点もあります。
ただし歯間ブラシでは、口腔内の全体的な汚れは落としにくいため注意が必要です。
口をすすぐ
出先で口をすすぐ方法も有効です。
可能であれば軽くでも歯ブラシで歯磨きするか、歯間ブラシなどで食べかすを落とすのが理想です。しかし簡単な歯磨きすら難しいシチュエーションでは、多少でも清掃効果が期待できる口をすすぐ方法が効果的といえます。
すすぎに使用するのは水やお湯でも構いませんが、可能であれば殺菌作用のあるマウスウォッシュを用意しましょう。菌の増殖を抑えやすくなるため、むし歯や歯周病の予防効果が高まります。
水やマウスウォッシュを口に含む際には、一度に大量に含むより、少量ずつ口に含む方がよいといわれています。
ただし、口をゆすぐだけでは歯垢を取り除けません。帰宅したらしっかり歯磨きすることが大切です。
唾液の分泌をうながす
外出先で歯磨きや口をすすぐことが難しい場合には、唾液の分泌をうながすよう工夫しましょう。
唾液には口腔内を清潔に保つ働きがあるとされ、分泌が十分であれば雑菌の繁殖を抑えやすくなります。
唾液の分泌をうながすためには、顎の下や頬、耳の下を軽くもんだり温めたりするとよいとされます。口や舌を上下左右に動かす方法も効果的とされているため、自分に合った方法を試してみましょう。
歯につきやすい食べ物は控える
食事の際、歯についたり挟まったりしやすい食べ物を控えることも大切です。
歯につきやすい食事を避ければ、むし歯や歯周病のリスクを避けやすくなります。
以下のような粘着性のある食べ物は、歯や矯正装置に挟まりやすいため注意が必要です。
- キャラメル
- ガム
- 餅
矯正期間中はガムなどを摂取しないよう歯科医院から指導されることがありますが、外出先ではとくに控えるよう徹底しましょう。一般的には、ノンシュガーのキシリトールガムはむし歯予防対策になりますが、矯正中は基本的に避けるのが無難です。
なお、以下のような硬い食べ物も摂取を控えましょう。
- せんべい
- 骨付きフライドチキン
上記の食べ物は、歯や装置に挟まりやすいだけでなく、硬さがあることで矯正装置に負荷がかかるため注意が必要です。
参照:Q & A 治療中に食べてはいけない食べ物がありますか?
【まとめ】矯正中は歯磨きを丁寧に
矯正治療中はとくに汚れが溜まりやすいため、いつも以上に歯磨きを丁寧に行う必要があります。歯磨きを怠ってむし歯や歯周病を引き起こすと、矯正治療を中断しなければならなくなることもあるのです。
矯正中は部位や用途によって歯ブラシを使い分けたうえで、歯間ブラシなどを活用すると、磨き残しを減らしやすくなります。
基本的には、毎食後に歯磨きするのが理想です。しかし出先で歯磨きが難しい場合は、なるべく歯につきにくい食事を意識し、食後に歯間ブラシを使用してうがいを行いましょう。
また、口腔洗浄器を使えば、歯間ブラシでも除去しにくい細かな部分まできれいにしやすくなるため、必要に応じて導入を検討してみましょう。
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泡の吸着力と剥がす力で汚れをしっかり落とすため、矯正中の口臭予防にも役立ちます。
※3 口腔洗浄器において、FBIA 認証を世界で初めて取得。TPCマーケティングリサーチ調べ。調査日:2025年5月26日時点。ウルトラファインバブル搭載製品対象。

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ウルトラファインバブルの性能、効果及び商品の仕様についてはこちらを参考にしてください。
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